ゆで卵のつくり方
卵を水に入れてゆでるだけなのに、極めようとすると大変なのがゆで卵。 とくに好みの卵黄の固さに仕上げるのがむずかしく、なかなか奥が深いものです。
卵は冷蔵庫から出したてをゆでるとひび割れてしまうので室温に戻したものを使いましょう。
小さな鍋に卵がすっかりかぶるくらいに水と塩(約1%)を入れます。
卵を静かに入れ中火にかけ小さな気泡が出始めたら箸でそっと回すように2〜3分転がします。
気泡が大きくなって湯が沸騰してきたら転がすのをやめて、火を弱めて11分(水のときから13〜14分)ゆでればかたゆで卵の出来上がりです。卵を途中で割ってみて、ゆで加減を見るのがポイントです。
取り出した卵は冷水にとり、流水に2〜3分さらします。冷やさないと余熱のために黄身の周りが黒っぽくなるからです。黒くなるのは卵に含まれている硫化第一鉄のためです。